「そうだ、問題集をつくろう。」→国語以外はどうすんの!?
こんばんは😀「おうちフリースクールWAKAME」の開業準備にいそしむ、代表・ふじえだです。
今晩も、やっぱり”お風呂タイム”でひらめきました。
「そうだ、いつ生徒さんたちが来てもいいように、学習環境を整備していこう」
でも、私は「国語科」の教員でしたから、オリジナルテキストが作れるのは、「国語」だけです。(いずれほんとに作る気満々)
WAKAME印は「国語」のみにするとして、他教科の問題集や参考書の選定に入らねばなりません!!
急がなくっちゃ!!!!
というわけで、今日は”いつか、WAKAME独自の「高認」対策専用国語問題集を作りたい!”というトンデモナイ思いつきから、他の専門分野に関する優れた問題集や参考書の選定について考えてみた話を書きます。
ざっくり「高認」過去問分析をしてみた話。
「高校卒業程度認定試験」(略して、以下「高認」)を受験するにあたり、過去問分析は必須です。
そこは、15年間そっち系(どっち系?)のプロとしてご飯を食べてきた私です。
大学生の時は、高校生に5教科教えていたことだってあるんだぜ!!(経験値古いなあ)
高3の時、センターで「生物B」が1番点数良かったんだぜ!!(もはやセンターが古い。。。)
・・・と余計な話はさておき、まずは全教科の「高認」過去問5カ年分を解いてみようと思いました。
・・・・。
さすがに、まだ全科目は解き終わってません(汗)
詳しい分析記事は、もう少々お待ちください。
でも、問題の傾向と概要をみて、わかりました。
主要3教科
【予想①】国語・数学・英語:学習の進め方、オリジナルプリントの作成方法、問題構成、必要な基礎知識(公式や文法事項、構文など)の整理はできている。
問題集や学習用教材の資料も多いし、学習教材準備作業に困ることはありません。安心です。
①国語 問題集の選定OK。オリジナル学習プリントは一人ひとりの生徒さんに合わせ、作成可能。(いずれオリジナルテキストを作ることも可能。)
②数学 問題集の選定OK。「高認」対策レベルの問題演習のサポートは確実に可能。(高校2〜3年生に対して、最近ボランティアで数学の質問に答えていた実績あり)
③英語 問題集の選定OK。「高認」対策レベルの学習プリント作成も可能。細かな文法事項の説明に関しては、ネイティブの友人に質問する(笑)
理科・社会
【予想②】理科・社会:指導要領の改訂も絡んで、オリジナル学習教材の準備には相当時間がかかるとみた。よって、市販の優れた問題集を活用すべし。
*自分自身はたとえ知識はあるとしても、生徒さんに分かるように「高認」合格レベルの授業を構成するためには、さらに深い理解が必要。
*大学に入り直す時間はないので、大学入試レベルの問題集を総ざらいして、適切なレベルの問題集を選び、学習サポートができるレベルまで自分を引き上げる。
[地歴公民分野]
地歴公民分野は先達に夫がいる(専門:地歴公民)ので、なんでも聞ける。
細かな知識面の振り返りは必要だけど、さすがに問題集を作る時間は自分にはない。
①「日本史」は問題集の選定OK。全体の過去問レベルから、過去問に出やすい分野のところを詳しく取り扱っている参考書、問題集を購入する。
②「世界史」も問題集の選定OK。大学入学共通テストレベルまでカバーできる問題集と参考書を使って、独学で振り返りを進める。
③「地理」は、問題集や参考書の選定から慎重にスタート。(大学受験科目ではなかったため、受験レベルの知識が1番浅い分野)独学で「系統地理」「地誌」を学び、ノートに細かくまとめて、「高認」過去問と照らし合わせてみて、その後問題集を選択する。
④「現代社会」は、問題集や参考書の選定から慎重にスタート。(大学入試センター試験で受験科目の一つであったが、あまりにも学んだ時期が古すぎる)
「高認」過去問を見てみると、知識はそこまで複雑なところまでは問われないため、基本的な政治経済の知識を中心に、思想分野のややこしい所をきちんと説明し、丁寧に学習サポートすることが大切。
⑤「倫理」「政治・経済」は、「現代社会」のそれぞれの分野を二つにした感じ。これを2つ受験しなければならない生徒さんのために(進学のために、受験科目として必要かどうか)をしっかり見極めて、問題集の選定を行う。どちらも好きな分野なので、「現代社会」を軸にして、深めるイメージ。
[理科基礎科目分野]
①「生物基礎」は問題集選定OK。→確実に学習サポートできるレベルまでカバーできる。
②「物理基礎」は問題集と参考書を自分で全ての分野に関して解くところから、スタートする!!
理科はものすごく好きな科目だったが、滑車の原理や電磁気の問題を解いたのは、もはや25年前の高校受験時である。(笑)
過去問を見てみるとそれほど複雑な知識は問われないが、「力学」「熱」「波動」「電磁気」「原子」の五つの分野について、基本的な知識を改めて振り返ろう。
③「化学基礎」は問題集選定OK。→しかし、化学式やモル計算について、振り返りが必要。
④「地学基礎」は問題集と参考書を自分で全ての分野に関して解くところから、スタートする!!
その他 生徒さんの学習サポートや学ぶペースについて
【予想③】多くの科目の中から、生徒さんが自分自身の得意科目を選ぶためには、”その子にどの科目が合っているか確認するためのチェック力”が必須。
→科目適性がわかるためのツールを準備する必要がある。(単元別チェックテスト、基礎知識の確認問題を複数種類つくる)
→単元を分析し、生徒さんが少しずつ段階を踏んで(スモールステップで)学ぶことができるような”独自のプリント”をそのつど作る必要がある。
【予想④】数ヶ月で全科目受験準備ができる人もいれば、2〜3年かけて少しずつ受験する人もいる。
→私のところで、「高校に行かずに『高認』を受けて、大学・短大・専門学校に進学したい」と希望する生徒さんは、どのような希望を持っているか。即座に見極める。
その生徒さんと保護者の方と、実際に話して学び始め、少しずつ軌道修正しながら、生徒さんのためにオリジナル教材を仕上げていく作業は常に必要になる。
①”自分はこれからどうしたいか?”を引き出す(=受験科目の選択は、進路希望と直結する)
②その生徒さんが”私はこうしたい!!”とわかった時、どの科目も短期間で合格へと導ける教科指導力が必要(大学生の頃にできたんなら、今も絶対できる!!)
【結論】過去問の分析結果から、全科目オリジナルテキストを作成→新学習指導要領施行に合わせ、独自にカスタマイズしていく。
自分で問題を分析して、自分で作ったテキストなら、改訂も増版もすぐできる。(学校勤務時代に知った印刷会社さんの情報もあるし。)
「WAKAME本」とか、「WAKAMEプリント」って名前にしよう。(←ネーミングセンスなし)
こんな感じでつらつらと、お風呂の中で考えて、1人ワクワクしていました。
巷ではあんまり高認対策用の良さげなテキストが見当たりません。
だから1人目の生徒さんが来てくれるまでに、予備校の先生や各有名出版社が出した有名な問題集を手当たり次第に調べ尽くします。
あと、国語に関してだけはいずれ「独自テキスト」を作ります。”WAKAME”印(?)で「高認」問題集作るの、ワクワクしますね。
ちょっと準備の具体的な道筋の一つが見えた1日でした。
改めて問題集の選定過程で分かったことなどがあったら、またブログでご報告します。
「トライ式高等学院」さんもすごくいいし、「四谷学院」さんも本当にいい。でも、「WAKAME」もいいよ(笑)
話は変わりますが、、、
「高認」対策の授業が受けられるサービスを検索すると、たくさんありますよね。
超大手の家庭教師会社から発展した「トライ式高等学院」(新潟キャンパスのHPを拝見し、リンク貼ってみました。ありがとうございました!)さんや、「四谷学院」さん。(参考に「高認コース」のリンクを貼らせていただきました!)※二つの企業様のウェブサイトも参考にさせていただきました。
実績も講師の方々の指導力も相当高いと思いますし、費用はかかってもこのような大手の会社さんが運営するスクールはノウハウが蓄積されているので、情報も豊富です。
本当は「WAKAME」と比較することすらおこがましいのですが、「トライ式高等学院」のホームページに、”不登校は人生の挫折じゃない”とうたっているところがありまして。とてもとても共感できます。教育に携わるものの端くれとして、私も”根っこ”は一緒だなあと思うのです。
他に新潟市内には何校かの通信制高校やサポート校があります。
多くの方々から選ばれていますし、問い合わせへのレスポンスも早いです。
ただ、「WAKAME」と違うこと。
企業として利潤を追求する”経営”に関する在り方。
私のように、個人で事業運営する小さな小さなフリースクール。
”自由度”と”利益追求の度合い”が全く違います。
私はあなたのためだけにカリキュラムを作れるし、いつでも無料でコース変更できる。
でも他の大きなスクールでは、一度とると決めた科目を変える時は、また別にお金がかかるかもしれない。
私は、「WAKAME」を大きなスクールにするつもりはなく、利益を追求する気はない。(事務所の賃貸料と会議室代が払えればOK,笑だから、月謝を安くすることができる。
教材は極力自作する。利用してくれる方の余計な支出を避けたい。(過去問がタダでHPにアップされているんだから、そこまで高額の教材は不要。)
私は学校の”担任”の先生役。一人ひとりの進路選択から進路実現までをサポートする存在になれる。
スクールに来るのは週1〜2日だったとしても、離れていても( 公式LINEなどのツールで)いつでも質問に答えられる。
あと多分、何年も実際公立高校の先生をやっていて、民間の「通信制高校」で先生をやっている人はそういない。(そんな方いたら、ぜひお友達になりませんか?)
株式会社立の企業としての通信制高校に通うのも、家庭教師の先生をお願いするのも、とてもいい選択です。
会社母体が大きければ、教材や学習環境にお金をかけられる利点があリます。
講師陣の教育に対する熱意は公立高校の先生方と全く変わらないと感じます。(私の知る限り)
”こどもたちを支援したい”と考える会社は、やはりどこも魅力的な企業(スクール)ばかりです!!
ただ、企業は「利益を追求しなければ会社として存続していけない」という点をのぞいては。
私は、この「WAKAME」立ち上げを、自分の持っているスキルを活かした”1人NPO”みたいに考えています。
非営利。
だからきっと、会社として家庭教師をやっている所の先生や通信制高校とは、本当にあらゆる面が全然違う。
「WAKAME」みたいな小規模でアットホームな学習環境を好む方が来てくだされば、その方のために全力を尽くします。
1対1で生徒さんの自立まで伴走役ができたとしたら、それだけで私には夢みたいなことですから。
そして「WAKAME」で学んだ結果、実際に進学や就職を決め、社会へと羽ばたく”卒業生”が巣立つ日が来たら。
それは私の人生にとって、何にも変えがたいかけがえのない宝物になると思います。
今後の準備
さて、長くなりました。
これから※「高認」過去問分析ページを順次アップし、固定ページとしてずっと発信できるように整えていきたいと思います。
※準備中※ 現状、過去問の小部屋として各年の過去問を全教科分挙げている状態です。
もしこのページが充実したら、「WAKAME公式LINE」に登録してくれた生徒さんに質問を送ってもらったりと、通学日以外の学習支援もかなり頻繁にできるはず。
もっともっと、「おうち」を「フリースクール」化する方法をたくさん考えて、サイトにアップしていきたいと思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました☺️